シェーグレン症候群① | YNSA(山元式新頭針療法)による難病治療 難病改善人冨田祥史(とみたよしふみ)のぶろぐ

シェーグレン症候群①

こんにちは、スタッフの浅見です。
 

今回は当院にも通われている患者様の多い、

シェーグレン症候群について書いていきますOK

 

シェーグレン症候群は、唾液のお悩みや、涙のお悩みがきっかけでご来院される方が多くいらっしゃいます。お心当たりのある方はぜひご一読いただければ幸いです目

 

こちらの疾患は、他の自己免疫疾患としばしば共存しています。

合併症として、リウマチ性関節炎全身性エリテマトーデスなどの関節や臓器に影響する自己免疫疾患が現れることがあります。

 

約2000人に1人くらいの割合で発症し、全国に約6万8000人いると推定されています。

この記事がご自身やお身内のご病態について、お悩みの方の手助けになれば幸いです。

 

シェーグレン症候群は自己免疫疾患の一つで、眼や口の粘膜に対して慢性的な炎症が生じ、涙や唾液の分泌が低下してドライアイやドライマウスなど異常な乾燥症状を特徴とします。

 

男女比は 男1:女14 で女性に多く、発症年齢は50歳代にピークがあります。

 

主な症状には、口や目の乾燥、関節痛、筋肉痛、疲労感、皮膚の乾燥や発疹、喉の痛みなどが挙げられます。また、唾液や涙の減少により、口の乾燥による食事や会話の困難、角膜炎や結膜炎などの眼の問題も起こることがあります。

 

目の乾燥(ドライアイ)

 目が乾燥すると、角膜が傷つきやすくなり、眼にヒリヒリとした感覚や刺激感を生じる場合があります。涙の分泌量が不足することで、眼の損傷の原因となることもあります。

 ・涙が出ない ・眼がゴロゴロする ・眼が痛い ・眼が疲れやすい

 ・まぶしく感じる ・眼がかゆい

 

口の乾燥(ドライマウス)

 唾液の分泌が低下すると味覚や嗅覚が鈍くなり、パサパサしたものが食べにくかったり、食べる時や飲み込む時に痛みが生じる場合もあります。

 ・唾液が出ない ・口が渇く ・口内が痛む ・食事中に水分を多く摂る

 ・口が乾いて会話が続けられない ・虫歯になりやすい

 

その他

 多数の臓器が侵される場合もあります。皮膚や、鼻、咽頭、消化管、喉頭、気管、気管支、外陰部、腟の表面を覆っている粘膜が乾燥することがあります。

気管が乾燥すると、咳が出ます。神経、肺、その他の組織が炎症によって損傷を受けることもあります。

 

 

シェーグレン症候群は慢性的な疾患であり、症状を軽減する治療が中心ですが、症状管理には根気と忍耐が必要です。

1回でよくなるわけではありませんが、継続的な治療で今より楽な状態で生活していただけます。

 

 

 

お問い合わせ、ご予約などお気軽にお待ちしていますニコニコ

 

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