うつ病5 高齢者のうつ病ー注意が必要なこと | YNSA(山元式新頭針療法)による難病治療 難病改善人冨田祥史(とみたよしふみ)のぶろぐ

うつ病5 高齢者のうつ病ー注意が必要なこと

こんにちは、大阪市西成区天下茶屋の康祐堂あけぼの漢方鍼灸院です。

前回はうつ病の話の中でも「高齢者のうつ病」というテーマでお話しました。今回は「高齢者のうつ病ー注意が必要なこと」というテーマで高齢者のうつ病について全般的なお話をしていきます。

 

さて、高齢者のうつ病で現れる症状は、「アルツハイマー型認知症」の初期の症状によく似ています。どちらも活気がなくなって引きこもりがちになりますし、物事に対する興味も示さなくなります。

もの忘れも共通する症状です。アルツハイマー型認知症では、もの忘れは認知機能の低下によって起こりますが、うつ病では、判断力や注意力が低下するため、もの忘れが起こるようになります。

 

もの忘れはうつ病でも認知症でも現れますが、両者には次のような相違点があります。

 

◎うつ病の物忘れ

うつ病の始まりとともに、比較的急に始まります。また、本人はもの忘れをしたことを自覚していて、それを苦痛に感じたり、自分はだめだと考えたりしがちです。

◎認知症のもの忘れ

いつとはなしに始まり、ゆっくり進みます。本人はもの忘れしたことに気づいていません。周囲の人から指摘されると、何か理由をつけて取り繕います。その理由が見当違いのことがあるのも特徴的です。

 

うつ病と認知症は全く異なる病気ですが、合併していることも少なくありません。例えば、認知症の場合、その10〜20%がうつ病を合併しているというデータがあります。またうつ病で認知機能の低下の症状がある場合、そのうちの9〜25%が、1年程度で認知症を発症するというデータもあります。

 

うつ病や認知症ではないかと思える症状がある場合には、精神科や神経内科など、うつ病や認知症を専門とする医療機関を受信することが勧められます。うつ病、あるいは認知症と既に診断されている場合も、合併の有無を調べるため、一度受信するとよいでしょう。うつ病が疑われる場合には、問診などで診断されます。認知症が疑われる場合は、認知機能のテストや脳の画像検査が行われます。

 

診断がつけば、それぞれの治療が行われます。認知症の場合は、薬によって進行を抑える治療が中心です。うつ病で認知機能が低下している場合は、うつ病の治療を行い、うつ病が改善することで、認知機能も改善する可能性があります。

 

今回はここまでです。次回は「高齢者のうつ病治療」というテーマでお話していきます。

 

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院長 冨田 祥史(山元式新頭鍼療法 YNSA学会  評議員)
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