自律神経21 副交感神経を優位にして血流をアップ | YNSA(山元式新頭針療法)による難病治療 難病改善人冨田祥史(とみたよしふみ)のぶろぐ

自律神経21 副交感神経を優位にして血流をアップ

こんにちは、大阪市西成区天下茶屋の康祐堂鍼灸院です。

前回は「体が温まると副交感神経が優位になる」というテーマでお話ししました。今回は「副交感神経を優位にして血流をアップ」というテーマでお話しします。

さて、誰でもお腹がすくと、どうしても体に力が入りませんよね。活動するためのエネルギーには、食事で摂る食べ物の栄養とカロリーが必要です。それ自体に間違いはないのですが、どんなに栄養価の高いものを食べても、吸収されなければ無駄に終わってしまうのです。

栄養素の吸収に必要なのが「血流」で、栄養は血液の流れにのって細胞まで運ばれて初めてエネルギーとして活かされます。血流が悪いと栄養が体の隅々の細胞まで運ばれず、組織を維持するために必要な栄養が届かなくなるのです。その上、血流は酸素や老廃物も運ぶので、栄養は届かないのに老廃物が残るという最悪の結果になってしまいます。

つまり、エネルギーに満ち溢れて元気でいるためには、食べることと同じくらい、体を温めるなどして、「毎日、血流をよくする」ことがとても重要です。
そもそも血流にも自律神経の働きが深く関わっています。心臓につながっている動脈は、筋肉が多いのでとくに自律神経の影響を受けやすいのです。交感神経が優位になると筋肉が縮み、動脈血の流れが悪くなります。冷えた時に体がむくんだり、疲れると歯茎が浮くのは、この動脈の血流低下が原因です。

また、心臓に戻ってくる静脈血は血管壁に筋肉がなく、動脈血に比べると自律神経の影響は少ないのですが、副交感神経が過剰に優位になった場合には、静脈内に余分な血液がたまってうっ血が多くなります。
みなさんもお風呂に浸かりすぎてのぼせたことが一度か二度はあるでしょう。これも副交感神経が優位になった時に起きる静脈血のうっ血が原因なのです。

一方で、体が冷えると筋肉も冷えますが、筋肉をはじめとした全身の筋肉が冷たいと血液を送る力が弱まります。血液を送るためには心臓のほか、ふくらはぎやお尻の筋肉などがポンプの役目を担っているのです。ポンプの役目をするこれらの筋肉が冷えると血流が滞り、体のすみずみまで栄養が運ばれない原因にもなるわけです。

そうしたエネルギーのキーマンである血流をよくするためには、自律神経のバランスを整えておくこと、血流のポンプの役目をする筋肉を冷やさないことが重要なのです。

今回はここまでです。次回は「体を温めることでコントロールできる自律神経」というテーマでお話ししていきます。

自律神経失調症でお悩みなら大阪市西成区天下茶屋の康祐堂あけぼの漢方鍼灸院
院長 冨田 祥史(山元式新頭鍼療法 YNSA学会 評議員)
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