放射線心身症
タイトルを加藤直哉先生のご著書「放射線心身症」からお借りしました。
最近放射線被害について、患者さんから不安だと言う相談を受ける事が多くなって来ました。今日は放射線について、残念ながらあまり知られていないお話をさせて頂こうと思っています。
ます始めに断っておきます、冨田はコストが高く地震のリスクも大きな日本の原子力発電には反対の立場です。現在の日本には原子力を適切に管理できる良心的な電力会社は存在しませんし、政府も原子力行政についてあまりにも無責任です。リスクとベネフィットを比較した場合余りにもリスクが大き過ぎると思います。日本の技術的優位性の高い地熱、風力、潮力などの再生可能エネルギーを推進すべきだと思っています。
その上で、現在マスコミによって盛んに報道されている、「年間1msv以下の放射線規制でないと発ガン率が上昇する」と言う報道は間違いです。年間1msvの被曝量が危険とされる根拠は、ICRP(国際放射線防護委員会)の勧告を元にしていますが、年間1msvの理論的根拠になったのは1923年のショウジョウバエの実験の結果を元にしています。(直線しきい値なし仮説と言います)90年前のハエの実験が放射線を少しでも浴びると危険だと言う根拠になっているのです。
ところが、年間1msv以上の場所は自然界に多々存在しますが、大規模な調査の結果、そこではガン発生率の増加は全く認められないのです
例えば中国の広東省陽江県は年間6.4ミリシーベルトと通常よりかなり高い放射線量となっています。しかし10万人以上の大規模調査の結果、広東省陽江県で全死亡率、癌における死亡率に差はありませんでした。また遺伝病、奇形、その他いろいろの病気も調査されましたが、自然放射線被ばく量の違いに帰着できる病気は何一つ見つかっていません。
そして、ここでは自然放射線が高くても病気が増えないという事実以上に驚くべき結果が見られました。陽江県において、放射線量の特に多い場所に暮らす人々(死ぬまでの総放射線量400ミリシーベルト以上)は、放射線が正常な場所に比較して癌死亡率が34%も低いというのです。
「放射線は浴びれば浴びるほど癌になる」と考えられていたのに、むしろ低用量を浴び続けると癌が減るという事実は、衝撃的な結果でした。(この結果は米国の世界的雑誌サイエンスで報告されています。)
次にブラジルのガラパリの海岸の例もあります。ここはさらに高く年間10ミリシーベルトにもなります。こちらでは先天性異常、流産、死産、乳児死亡、出産率など胎児への影響が調査されましたが同様に問題はありませんでした。
また通常より年間被爆量が多いとされるされるパイロット(平均年間80msv)の死亡率を調査した結果、全体の癌による死亡率は一般の人に比べて30パーセントも低かったのです。また、一日1msvという強い放射線を浴びる宇宙飛行士を対象としたNASAの調査でも、がん死亡率は同様に3割以上低いというトーマスDラッキー博士の研究結果もあります。
放射線量の高い秋田県の玉川温泉では、がん患者さんががん治療のために訪れ、実際にガンが縮小した、軽快したと言う例も良く聴く話です(科学的なレビューはありませんが)
もちろんこの結果を見ても「放射線はすこしでも浴びたら危険だ、信じられない」という意見でもかまわないです。
但し、その説に依るのであれば一回の撮影で6~7MSV被ばくするレントゲンも受ける事が出来ませんし、一回あたり0.1msv被ばくする東京~アメリカ間の海外旅行も、もってのほかと言う事になってしまいます。
実際にレントゲンや放射線治療、CTに不安を訴える患者さんが私の周りでも増えてきました。その行為は小さく
得をして大きく損をする可能性があります。
年間1msv以下でないと絶対だめだという不安を煽るだけの科学的に根拠のない報道に惑わされる事なく、落ち着いて毎日を過ごしていきましょう。
参考図書「放射線心身症」加藤直哉医師
日本は大丈夫です
最近放射線被害について、患者さんから不安だと言う相談を受ける事が多くなって来ました。今日は放射線について、残念ながらあまり知られていないお話をさせて頂こうと思っています。
ます始めに断っておきます、冨田はコストが高く地震のリスクも大きな日本の原子力発電には反対の立場です。現在の日本には原子力を適切に管理できる良心的な電力会社は存在しませんし、政府も原子力行政についてあまりにも無責任です。リスクとベネフィットを比較した場合余りにもリスクが大き過ぎると思います。日本の技術的優位性の高い地熱、風力、潮力などの再生可能エネルギーを推進すべきだと思っています。
その上で、現在マスコミによって盛んに報道されている、「年間1msv以下の放射線規制でないと発ガン率が上昇する」と言う報道は間違いです。年間1msvの被曝量が危険とされる根拠は、ICRP(国際放射線防護委員会)の勧告を元にしていますが、年間1msvの理論的根拠になったのは1923年のショウジョウバエの実験の結果を元にしています。(直線しきい値なし仮説と言います)90年前のハエの実験が放射線を少しでも浴びると危険だと言う根拠になっているのです。
ところが、年間1msv以上の場所は自然界に多々存在しますが、大規模な調査の結果、そこではガン発生率の増加は全く認められないのです
例えば中国の広東省陽江県は年間6.4ミリシーベルトと通常よりかなり高い放射線量となっています。しかし10万人以上の大規模調査の結果、広東省陽江県で全死亡率、癌における死亡率に差はありませんでした。また遺伝病、奇形、その他いろいろの病気も調査されましたが、自然放射線被ばく量の違いに帰着できる病気は何一つ見つかっていません。
そして、ここでは自然放射線が高くても病気が増えないという事実以上に驚くべき結果が見られました。陽江県において、放射線量の特に多い場所に暮らす人々(死ぬまでの総放射線量400ミリシーベルト以上)は、放射線が正常な場所に比較して癌死亡率が34%も低いというのです。
「放射線は浴びれば浴びるほど癌になる」と考えられていたのに、むしろ低用量を浴び続けると癌が減るという事実は、衝撃的な結果でした。(この結果は米国の世界的雑誌サイエンスで報告されています。)
次にブラジルのガラパリの海岸の例もあります。ここはさらに高く年間10ミリシーベルトにもなります。こちらでは先天性異常、流産、死産、乳児死亡、出産率など胎児への影響が調査されましたが同様に問題はありませんでした。
また通常より年間被爆量が多いとされるされるパイロット(平均年間80msv)の死亡率を調査した結果、全体の癌による死亡率は一般の人に比べて30パーセントも低かったのです。また、一日1msvという強い放射線を浴びる宇宙飛行士を対象としたNASAの調査でも、がん死亡率は同様に3割以上低いというトーマスDラッキー博士の研究結果もあります。
放射線量の高い秋田県の玉川温泉では、がん患者さんががん治療のために訪れ、実際にガンが縮小した、軽快したと言う例も良く聴く話です(科学的なレビューはありませんが)
もちろんこの結果を見ても「放射線はすこしでも浴びたら危険だ、信じられない」という意見でもかまわないです。
但し、その説に依るのであれば一回の撮影で6~7MSV被ばくするレントゲンも受ける事が出来ませんし、一回あたり0.1msv被ばくする東京~アメリカ間の海外旅行も、もってのほかと言う事になってしまいます。
実際にレントゲンや放射線治療、CTに不安を訴える患者さんが私の周りでも増えてきました。その行為は小さく
得をして大きく損をする可能性があります。
年間1msv以下でないと絶対だめだという不安を煽るだけの科学的に根拠のない報道に惑わされる事なく、落ち着いて毎日を過ごしていきましょう。
参考図書「放射線心身症」加藤直哉医師
日本は大丈夫です