健康美体型を手に入れる!
ますちゃん式ダイエットコーチますちゃんです。
ますちゃんは1年前、完全にアルコール依存症に陥っていました。
身内のことで、面倒なことがあり、見たくない気持ちから、仕事が終わると、暇さえあれば飲むようになっていました。
忙しいときは、1杯目を風呂で飲むほどでした。
「今日は3本でやめるぞ」「今週は休肝日を作るぞ」などの自分との約束は、見事なまでに破られていきました。
そんな私も今日で断酒322日目。
適切なつながりと、アルコール依存症についての正しい知識により続いています。
そんな私がTwitter断酒部で知ったお話を共有します。
落語の芝浜というお話です。
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主人公は腕は良いが大酒飲みの魚屋の勝さん。
12月のある日、仕事をしばらく休んで酒ばっかり飲んでいるので、妻に叩き起こされ魚を仕入れに行ったが、大金の入った財布拾う。
大喜びで仲間と一緒に飲みまくる。
翌日、二日酔いで妻にこんなに飲んで支払いをどうする気かと怒られる。
勝は拾った財布の話をするが妻にはそんなものは知らない、酔ったときの夢だと言われ、家中探すがどこにもない。
勝は愕然として、財布を夢と諦め、断酒して死にものぐるいに働いた。
懸命に働き、3年後には魚屋も大きくすることができた、そんな大晦日。
妻から3年前の財布の話を聞く。
財布を拾って届けなければ重罪のため、妻はこっそり役所に届けていた。
しかし、落とし主が見つからなかったため、拾い主のものになるということだった。
勝は妻をせめることなく、むしろ自分を立ち直らせてくれた妻に感謝し、妻は夫を労い久しぶりに酒でもと夫にすすめた。
勝も「うん、そうだな、じゃあ、呑むとするか」といったんは杯を口元に運ぶが、ふいに杯を置く。
「よそう、また夢になるといけねえ」
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ますちゃん式ダイエットでは、アルコールと上手に付き合いながらも痩せていく方法を教えています。
私も実際、適切にアルコールと付き合いながら20kg以上の減量に成功してはいます。
でも、ある時突然、アルコールが依存物質となって忍び寄ってきます。
また、女性だと閉経を境に、男性だと年々、アルコールの害はカラダの不調につながってきます。
カラダに良くない依存で困っている人は、一度考えてみてください。
依存症は毎日少しずつカラダもココロも蝕んでいきます。
今日はこれからの人生で一番若く、一番マシな状態です。
落語の芝浜の勝さんが断酒を思い立った12月、一緒に断酒に踏み出してみませんか?