GoogleのCEO エリック・シュミット氏が、携帯で広告を見てくれるユーザには携帯が無料になるだろうとの予測を示した。
シュミット氏は、ユーザがハンドヘルドコンピュータで1日8~10時間をメール、ウェブなどに費やすようになり、広告費で無料に出来ると考えている。
このことは、Googleが日本で携帯会社との提携(KDDI)しており、ビデオ広告を携帯電話の小型スクリーンに載せるなど、進んだ携帯で経験を日本で積むことで実現可能と読んでおり、世界へ展開する戦略を持っているようだ。
Googleは地元マウンテンビューやサンフランシスコで無料でWiFiを提供するなどの事業を行っているが、携帯電話を無料で配るなどのことは考えていない様子だ。
シュミット氏は、広告に依存する新聞が100年経っても無料になっていないように、携帯電話が完全に無料にはなるとは断言していないが、安価になるとは言っている。
しかし、日本でもR25がフリーペーパー化している(ロンドンのホームレスが配っているのもフリー)ことを考えると、またウィルコムのZEROやドコモ、ソフトバンクのhtc端末等PDA型の携帯端末が普及し始めていることを考えると、まさにシュミット氏の予測どおり、広告モデル次第ではフリーに出来るし、そうなるだろう。
となると、今儲けすぎの携帯会社が困り、固定電話会社/ISPと同じように、後ろ向きのこちら側の人たちから『携帯ネットワークただ乗り論』が湧き上がるかな?
ニュースソースはこちら 。