NTTドコモとHTC、Windows Mobile 5.0搭載の法人向け端末「hTc Z」を開発

目黒譲二 2006/07/12 21:47


NTTドコモと台湾のHigh Tech Computer Corporation(HTC)は7月12日、HTC製モバイル情報端末「hTc Z」を開発したと発表した。7月下旬よりドコモ法人営業部門にて販売を開始する予定だ。  hTc Zは、Microsoft Windows Mobile 5.0をOSとして搭載した法人ユーザー向けスマートフォン。Windows ServerやExchange Serverとの連携により、モバイルメッセージングや業務支援などのシステムソリューションに利用できる。また、W-CDMA方式とGSM/GPRS方式のデュアル端末となっており、国際ローミングが可能だ。テレビ電話、パケット通信に対応のほか、無線LANにも対応している。タッチパネルとスライド式QWERTYキーボードも搭載する。  また、Bluetooth機能を搭載しており、各種外部機器とアドインアプリケーションの連携により、各種業務を効率化できるとしている。  なお、ドコモは、7月19日から21日に東京ビッグサイトで開催される「ワイヤレスジャパン2006」で、端末を実際に体験できる展示を行うとしている。 「hTc Z」



「W-ZERO3[es]」の予約に行列、170人

デュアルキーボードのウィルコムW-SIM端末「W-ZERO3[es]」の店頭予約が始まった7月14日、ビックカメラ有楽町店には店舗に沿って長い行列ができた。

 ウィルコムは7月14日、Windows Mobile搭載の最新端末「W-ZERO3[es]」のタッチ&トライイベントを開始した(7月6日の記事参照) 。会場となったビックカメラ有楽町店は、予約受付を行うということもあって、開店前から約170人の行列ができた。先頭の方は朝6時から並んでいたという。

 W-ZERO3[es] は一般的な携帯電話スタイルとQWERTY配列の2種類のキーボードを備えたW-SIM端末で、7月27日に発売予定。

朝8時半の時点では30人程度だった行列はどんどん延びていき、9時半に締め切った時点では約170人に達した

 行列を見ていて感じたのは、W-ZERO3の時に比べると女性が増えているということ。人数を正確に数えたわけではないが、並んでいた方のうち、5%程度が女性だった。

 ビックカメラ有楽町店店長の石川勝芳氏は「前回のW-ZERO3の時は寒い中をお客様に外に並んでいただいたが(2005年12月9日の記事参照) 、今回は蒸し暑い中をこんなにたくさんの方に並んでいただいた。販売店にとっては、梅雨明けのように待ちに待った商品」と挨拶した。


タッチ&トライイベント用に、ビックカメラ有楽町店に用意されたW-ZERO3[es]の実機は15台。1台が白で残り14台は黒


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タッチ&トライイベントの様子。胸ポケットからウィルコムの日本無線製ストレート端末「WX310J」 を取り出して比較する男性もいた

蒸し暑い朝だったこともあり、行列客には販促用のうちわが配られた


 7月11日からウィルコムのオンラインショップでも予約が始まり、SIMなしモデルに人気が集まっていることに対して(7月11日の記事参照) 、八剱氏は「これまではW-SIM端末の種類が少なかったこともあり、先にW-SIMありモデルを出してからあとでW-SIMなしモデルを出していたが、W-ZERO3ユーザーの方でこれ(W-ZERO3[es])を2台目として買って下さる方が絶対いるだろうと予想し、(SIMなしモデとSIMありモデルの)同時発売にこだわった。売価にもあまり差が出ないよう配慮している」と話した。ちなみに、八剱氏の予想では「白のほうが人気が出るのでは」。八剱氏も自分用には白を購入予定だという。


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ドコモのブラックベリー導入に引き続き、台湾HTCの参入。PHSのW-ZERO3の人気も続き、

日本もようやくスマートフォンが普及する兆しが見えてきた。


筆者もボストンへ行く途中、隣に座ったアメリカ人がRIMのブラックベリーをメールやスケジュール管理、ディレクトリ管理として使っていた。

『日本ではまだなのか?』と不思議がっていたが、指のでかいアメリカ人には携帯でメールなんてありえないらしい。だけど、彼は電話では使っていないらしい。


携帯はシンプル構造に、メールはスマートフォンにというのが棲み分けのようで、一気に携帯からスマートフォンにということではなさそうだ。


これでようやく筆者も携帯メールでの煩わしさから開放されそうだ。


KDDIやソフトバンク、新興事業者がどのような対応をするかによっては、流れは加速するだろう。。。

日本の携帯メーカー、欧米勢もうかうかしてはいられない状況になってきた。