こんにちは。にゃまげです (*´∇`*)
わたしは学生時代から腸過敏性症候群とパニック障害に苦しんできました。
辛い毎日でしたが、そんな中でも好きなものと過ごす時間は症状を忘れることができ、『好きなもの』に力を貰い、少しず つ変わっていくことができました。
ちょっと大げさかもしれないけれど、辛い時に支えてくれ、今へと繋がる力をくれた『好きな もの』への恩返しになればと思い、このブログを書くことに しました。
そしてこのブログが、以前のわたしのように何かに苦しんでいる方の楽しいひと時の手助けになったら嬉しく思います。
メインは韓国映画。それ以外の映画や岡崎市についても書いています。
ちなみに アジェニスト アジェ(韓国語でおじさん)+ist の造語です。オジサン俳優 好き。
(韓国では30過ぎたらオジサンなので範囲広めヽ(^ω^)ノ)
◆映画の感想のアジェ(オジサン)萌え度について◆
かっこよかったり、かわいかったり、ダメダメだったり。登場するアジェがどれくらい萌える かどうか。
★ きらりと光る萌えどころあり
★★ 要所要所で萌えあり
★★★ 主役なら釘づけ、それ以外なら主役そっちのけで萌えられる。
■STORY■
若く美しいブーリン家の姉妹。妹のメアリーは商家に嫁ぎ、姉のアンは一族の繁栄と自信の野心を叶えるべく王の寵愛を受けようとしていた。
しかし、王は才知と美貌を兼ね備えたアンではなく、包み込むような優しさを持ったメアリーに惹かれてしまい……。
美貌でも教養でもなく、最後に人の心を動かすのは真心。
アジェ度―
(ネタバレ)
これは好みの問題なんだけど、王様、どうしてアン(ナタリー・ポートマン)じゃなくてメアリー(スカーレット・ヨハンソン)がいいんだろ~って散々言ってたんだけど、
パッケージをよく見たら判断できたわ……(反省)
アン、確かに綺麗なんだけど、彼女から発せられる野心が凄まじいw
「私、すごいのよッ!」
「わたしを選ばないなんてありえないわッ!」
私を見て!オーラがすごい。肉食系女子か。(もしくはディオだw)
※ディオ:ジョジョの奇妙な冒険第一部に出てくる。自信過剰な人。ざっくり。
なので、
「王様どうしてメアリーを選んじゃったのかしら」なんて……。
わたしが王様でもメアリー選ぶわwww
甲斐甲斐しく看病して欲しいw
言い寄ってくる女子なんて腐るほどいるし、そうじゃなくてもドロドロしている宮廷内。
欲のない、控えめで貞淑な、それでいてちょっぴり追わせる女だったメアリー(人妻)は王様の目には眩しく映ったに違いないw
アンが初めて会った時に駆け引き上手だったら、せめて狩りの時、王様と一緒に馬に乗っていたら歴史は変わっていたかもしれないね。
きっとアンとしては他の子との差別化のために『王に縋るだけでない女』をアピールしようと思ったんだろうけど……。
何にせよ、王様がメアリーに一目惚れして家族全員宮廷内に上がることになったんだけど、自分が受けるはずだった王の寵愛を妹に奪われ、アンは何を血迷ったか、顔が好みの婚約者持ちの上級貴族と駆け落ち、強引に婚姻していまう。
自己主張の激しいアンは自分がこうと決めたら絶対にそうしないと気が済まないタイプ。
だから貴族間の婚姻のルールよりも自分の気持ちを優先させたんだろうけど、相手もアンの叔父が叱責するとそのまま引き下がってしまって、
(既成事実を作りさせすれば、後は何とかなると思った?)
このことが後々、
『王妃と離婚してからじゃないとあなたのモノにならない』
頑なまでの態度を取る要因になったんだろうなあ……。
娘の想いよりも権力の虜になってる叔父と父は、今ここですべてが明るみに出たら、メアリーが王の寵愛を失うばかりか、一族の存続に関わるとアンをフランスへ遠ざけることでその場をしのぐんだけど、もうちょっといい方法は探せなかったんだろうか。
彼らにはどっちの娘も道具でしかなかったんだろうけど(そんな時代だし)、ここでうまくフォローしてあげられてたら、あそこまでの悲劇へ突き進むことはなかっただろうに……。
『もしこうだったら』なんて言ってたらホントにきりがないんだけど、
アンを王に差し出すと言った夫に対して「あの子はまだ子どもなんですよ」と言った奥さん。
彼女がブーリン家を牛耳っていてくれたらよかったなあ。
もし家を栄えさせるにしても、子どもたちのことをよくわかっているから、それを踏まえた上で動いてくれそうだし。
豊かさよりも愛を選んでブーリン家に嫁いだ姉妹の母エリザベス。
頼りない、小心者の姿しか描かれない彼女の夫トーマスをを見ると、それは失敗だったのか?と思わせるけれど、
夫と対等に話をし、3人の子どもたちがすくすく素直に育っているところを見ると、豊かだけれど上流貴族として様々な制約、ルールに縛られていそうな実家よりは、十分な教育を与えることもできているし、幸せを感じられる家庭だと思ってるんじゃないかな。
でも、いくら賢くて、大局が見渡せる人でも女性っていうだけで話し合いには参加させてもらえず……。
田舎で幸せに暮らしてたのに、
命令とはいえ、好きで権力争いに参加して、問題が起きて愚痴を言うんだから、夫に文句の一つもいいたくなるよね。
でもって、この物語で一番悪いの誰よ?って言ったら王様かな。
世継ぎがいないせいで国が落ち着かないから、何としても世継ぎが欲しい。だからメアリーを傍に置く……まではよかったんだけど、
待望の王子が生まれたのにすっかりアンに骨抜きにされて、
メアリーと息子放置はちょっとどうかと思うよ。
ただの女好きか。
(晩年は完全にそうだったらしい……)
王様から正常な判断力を奪うアンの手腕がすごいんだろうけど、王妃様も言ってたように、
『イギリスの王』
だからね~。
死ぬほど綺麗な人を前にしてもそれを忘れちゃうのはね~。(なんか偉そうw)
王妃ばかりか実の妹を踏みにじってまで自分の野心を満たそうとしたアン。
元はと言えば叔父と父が悪いんだけど、
(あ、一番悪いのこの二人かw)
仲がいい姉妹だったのは、自分が妹より優位だったから。
そんな気がする。
メアリーはお姉ちゃん大好きだったけど、アンはそうでもなかった。
きっと告げ口がなくても、隙あらばメアリーの立場を奪おうとしたんじゃないかと思うのはメアリー贔屓すぎるかなw
「妹の方がステキ♡」王様、最初の直感を最後まで信じられてたらよかったね!
■□■□■□■□■□
★ ここが好き ★
◆メアリーの夫①
ウィリアムは王様に辺境の地での任務を命じられてその後どうなったんだろ~。
「必ず君を幸せにする」って言っていい人だったのに。
メアリーと別れる時も涙ぐんでた気がした。
◆メアリーの夫②
メアリーがステキだから、彼女に惹かれる人もステキな人。
宮廷の生活になじめない自身と同じようなメアリーを気遣い、田舎に行こうと求婚したスタッフォード。
あ、彼女に惹かれる人もステキな人っていったら王様もか……。
◆メアリーの夫(仮)③
ヘンリー8世。
姉と比べられて辛い気持ちをわかってあげて、メアリーを大切にする序盤はステキだったんだけどwww
★ ここが気になる ★
◆アンを呼び戻した手紙。
王の気をメアリーからそらさないために呼び戻されたアン。
けれど母は手紙に「メアリーのために王の気を引くように」と書いてしまう。
悪気はなかったんだろうけど、あれがまたアンの恨みや嫉妬に火をつけちゃったんじゃないかな~。
◆逃げられると追いたくなる。
お母様の言いつけ通り、フランスでテクニックを磨いたアン。
でもやっぱり全身から野心のオーラがダダ漏れですよ……。
◆弟。
結局いいこと何にもなかったよね……。
田舎で暮らしてた方が幸せだった弟(涙)
◆王妃様
どんな目に遭っても誇りを失わない王妃様。
兄が亡くなり、そのためヘンリー8世が王になり、キャサリン王妃と結婚したそうです。
世継ぎが生まれないから、仲が冷えてしまうのはあの時代なら仕方ないのかもしれないけど、いつでも毅然と、訴えられても王様に堂々と意見できる姿を見ると、やっぱり王妃にふさわしいのは彼女。
◆歌
メアリーが歌った歌。
歌詞を見て、
「本当は愛する夫と静かに暮らしたいんです」と王妃様に伝えたかったのかな~と思ったけど、深読みしすぎかなw
後半、母親がアンだけでなくメアリーにも教養を授けたと言ってたし、実は機転が利く子なんだよ!(メアリー派だからw)
◆アン
夫や身分に縛られず、自立を目指すために策略を練った女性だったら好きになれたんだけどなw
今日もお読みくださってありがとうございました(‘・ω・´)
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