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こんにちは。にゃまげです (*´∇`*)
わたしは学生時代から腸過敏性症候群とパニック障害に苦しんできました。
辛い毎日でしたが、そんな中でも好きなものと過ごす時間は症状を忘れることができ、『好きなもの』に力を貰い、少しずつ変わっていくことができました。
ちょっと大げさかもしれないけれど、辛い時に支えてくれ、今へと繋がる力をくれた『好きなもの』への恩返しになればと思い、このブログを書くことに しました。
そしてこのブログが、以前のわたしのように何かに苦しんでいる方の楽しいひと時の手助けになったら嬉しく思います。
メインは韓国映画。それ以外の映画や岡崎市についても書いています。
ちなみに アジェニスト アジェ(韓国語でおじさん)+ist の造語です。オジサン俳優好き。
(韓国では30過ぎたらオジサンなので範囲広めヽ(^ω^)ノ)
◆映画の感想のアジェ(オジサン)萌え度について◆
かっこよかったり、かわいかったり、ダメダメだったり。登場するアジェがどれくらい萌えるかどうか。
★ きらりと光る萌えどころあり
★★ 要所要所で萌えあり
★★★ 主役なら釘づけ、それ以外なら主役そっちのけで萌えられる。
■STORY■
追われる一人の男。そして事故で病院に運ばれた男を手当てした一人の医師。
男の傷に銃創があることに気づいた医師は警察に連絡をするが、その後、医師は自宅で襲われ、気がつくと妻の姿が消えていた……。
弟の身代わりに出かけた男と真面目に職務を果たした医師が、ある組織と刑事に追われる気の毒な話。
アジェ度★★
(ネタバレ)
冒頭から理不尽でした(涙)
主人公ペク・ヨフンは何者かに追われ、逃げ切れないかと思った瞬間、道路に飛び出したヨフンに車がぶつかり、救急車で運ばれていきます。
そして担当した医師イ・テジュンは銃創があることに気づき、警察に連絡をします。
そして自宅に帰ると……何者かに襲われ、妻を誘拐されてしまうのです。
犯人の要求は「13番の患者を連れてこい」
ペク・ヨフンを指定の場所に連れてこいというものでした。
ところが警察に連絡してしまったものだから、病室には見張りがついてしまいます。
そして追われていたはずのヨフンには殺人容疑がかけられていました。
しかしテジュンはそれどころではありません。
医師の立場を利用してなんとか病院外に出ようとするのですが、途中でヨフンが目を覚まし、
なんとテジュンは、自分を狙う暗殺者かと勘違いされて羽交い絞めにされてしまいました。(ヨフン元傭兵だから)
……テジュン先生、今のところ何も悪さしてません。
医師としての仕事を全うしただけです(涙)
そしてテジュンは必死で事情を説明しますが、ヨフンは話も聞かずに逃亡。
ヨフンの逃亡に気づいた刑事たちが後を追いかけるのですが。
初めてじゃないでしょうか。
クールで男勝りな先輩チョン・ヨンジュと先輩に憧れるボーイッシュな後輩パク・スジンの、
女性同士の刑事チームです。
もう一人、男刑事を加えて3人のチームの様ですが、二人が輝いて見えるのでオマケに見えます……。後半ちょっと見せ場があるけど。
そして、この二人はこれからどう主人公たちに関わっていくのか……と楽しみにしていたら、
早速お約束の、さらに上の立場の部署が横やり横取りをしてきました。
今回は広域捜査隊だったんですが、
登場シーンからして、怪しい。
偉そうじゃなくて胡散臭さが漂っている広域捜査隊。
いい加減な捜査をしないのは韓国映画定番なのでいいとして(よくないけど)、
ヨンジュとスジンたちしか知らない場所にもいち早く現れるのです。
ひょっとして実は、この広域捜査隊が犯人なのでは……?
でも、チーム全員悪いやつらだなんてことあるのかな。
と思っていたらチーム全員悪い奴でしたw
追われる男が元傭兵とのフリがあったので、アジアを舞台にした大掛かりな争いだと思っていたのに。
主人公と汚職警官の戦いwww
(そして警察対警察の戦い)
しかも争いの原因はビル売却に絡む金銭が事の発端で、
金欲しさにある人物を殺害→罪を着せようと思っていた人物とは違う人が現場にやってきてしまう→消すの失敗する。
なんともお粗末なお話なのですが、
この金欲しさにすべてを仕組んだ広域捜査隊班長ソン・ギチョルがとってもとっても嫌な人で、
凄惨なシーンは全くないのに、映画を見ていると気分が悪くなってくるほどですwww
何事も劇に見立て、関係者は自分の描いたシナリオの登場人物であり、
それぞれ決めた役割を演じさせようとするし、目的のためなら平気で部下を撃つことも殺すことも躊躇わない。
何もそこまで……?と思うほどの金の亡者。
自分はすごくて偉い。素晴らしいんだというアピールも半端ない。
部下もよくこんな上司に追従してるなって思うくらいの、見るからに危ない人なのに、何で班長やれるんでしょうか。
ああ見えて、実は手際よくことをこなすのかと思ったら、
行き当たりばったり、その場で脚本を書き直してました。
取引相手にも知らないうちに弱みを握られていたし……。
片っ端から関係者を消していくしかない。
そんな、脚本も何もあったもんじゃないストーリーを進めるしかなくなったソン・ギチョルのせいで、ヨフンは大切な弟を失い、愛する者を失う悲しみをこれ以上誰かに味あわせまいと、テジュンの妻を探すため、一人警察署にいるギチョルのもとへ向かいます。
殺人容疑をかけられながら実は誰も殺していなかったヨフンが、弟の仇を取ろうとギチョルの命を狙うのですが、
そこに聞こえてくるサイレンの音。
ヨフンは弟の仇を取れるのか。
テジュンは無事に妻を救い出せるのか。
広域捜査隊と警察に挟まれる形となった二人はどうなるのか。
しかし、物語はこれで終わらず。
……さらなる展開を迎えるのでした。
巻き込むにもほどがある。
以上!
■□■□■□■□■□
★ ここが好き ★
◆ギチョルのいる警察署へ乗り込もうとするヨフンとテジュン。
テジュン先生は実は元紛争地に行っていた凄腕の医者……ではなくフツーの先生。
ヨフンがギチョルのところへ向かおうとすると、足手まといになると思いながら、自分にも何かできる事はないかと言います。そんなテジュンにヨフンは
「自分に何かがあってもあなたがいれば奥さんを助けられる」
と、残るように言うのです。
彼らを巻き込んでしまったという気持ちからでしょうが、そもそもヨフンも巻き込まれてしまった一人なのに……。男前!
◆ヨフンの弟ソンフンとテジュンの妻チョン・ヒジュ。
ソンフンは障害があり、ただ兄であるヨフンの無事を知りたい、会いたい気持ちから奥さんを誘拐します。
最初は怯えていたヒジュも、ソンフンが自分に危害を加えそうでない事、何かしら問題を抱えていることに気づき、優しく接します。
今まで兄以外に誰かに優しくされたことのなさそうなソンフンにとって、ヒジュと過ごした時はちょっと幸せな時間だったのかも……。
ヒジュが精神科医という設定はこのためだったのかw
◆出所後……。
ギチョルは捕まり、ヨフンは4年間服役。出所後、一人でバス停に佇むヨフン。
「ちょっと!テジュン先生と奥さん、子ども連れて迎えに来てよ~」と思ったら本当に来た♡
生まれた子どもは女の子。
精神的、肉体的にも辛い状況にありながら子ども守った奥さん。
そしてその中頑張った赤ちゃん。
母は、女子は強し!でした。よかった♡
韓国映画なのに悲しいエンディングじゃないんだーと思ったら、フランス映画『この愛を撃て』がもとになった作品でした。
韓国オリジナル作品だったら、
ヨフンとテジュンが奥さんを救い出そうと警察署に着いた辺りで、悲しい結果を知ることになってそうだもんね……。
★ ここが気になる ★
◆ギチョルのシナリオ力(りょく)
即興好きだとしてもヒドイノープランぶり。
自分が仕切っているようで、実はギチョルも登場人物の一人でしかなかったし。
警察機構のダメっぷりが半端ない。恐ろしい。
◆ヨフンとソンフンが飼ってた犬、マックス。
侵入者がドアの前にいたら吠えたので、これはいい番犬だ♡
と思っていたら、侵入者たちがやってきても攻撃しなかった……アレ?
しかも、ヨフンが隠れているクローゼットに行きそうだった。
ご主人を危険に曝さないでマックス!(大丈夫でした)
◆ギチョルが班長。広域捜査隊。
何であんな危険人物が班長に任命されているのだろうか。
さらに上にいる、実はすべてを見越してギチョルが気づかないように操っている人物からしたら、金のことしか頭にないギチョルは操りやすかったのだろうか……。
でも、そうだとしてもミスばっかりしてるしなー。
まあ、ああなるよねwとしか言いようがない。
今日もお読みくださってありがとうございました(‘・ω・´)
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