こんにちは (*´∇`*)
わたしは学生時代からずっと腸過敏性症候群とパニック障害に苦しんできました。
辛い毎日でしたが、そんな中でも好きなものと過ごす時間は症状を忘れることができ、『好きなもの』に力をもらって行 動できる時もありました。
そして今、自分自身変わったとはっきり言えるようになりました。
大げさかもしれませんが、その時の喜び、現在へと繋がる行動力をくれた『好きなもの』への恩返しになればと思い、このブログを書くことに しました。
そして以前のわたしと同じように何かの苦しさを抱えている方が、読んでいる間だけでも楽しい時間を過ごせたら…とても嬉しく思います ^^
メインは韓国映画。本と地元についても書いています。
ちなみに アジェニスト アジェ(韓国語でおじさん)+ist の造語です。オジサン俳優好 き。(*´∇`*)
(韓国では30過ぎたらオジサンなので範囲広めヽ(^ω^)ノ)
坂道のアポロンでJAZZに興味を持ってもらえたら、次に読んでみて欲しい本があります。
(気軽にふれてみる① アポロンの話はこちら)
BLUE GIANT
主人公、宮本大は友人に誘われて行ったジャズライブで言葉にならない衝撃を受け、サックスを始めます。
吹きたいと思う気持ちに突き動かされるように、ひたすら川原で練習をする大。
そんな毎日を過ごすうちに芽生える想い。
『世界一のジャズプレイヤーになる!』
知識もなく、技術も未熟だけれど、その強い想いでがむしゃらに突き進む大。
その姿に周囲の人々は動かされていき、大は少しずつ夢へと近づいていく……。
山岳救助を題材にした『岳』で静かに燃える男島崎三歩を描いた石塚真一さんが、
いつでも全力直球勝負、世界一のジャズプレイヤーを目指す男、宮崎大を主人公にJAZZをテーマに描いている作品です。
岳が好きでジャズも好きだったので自然と手に取ったのですが、一巻で大がわたしの気持ちを代弁してくれてたのがとても印象的で嬉しかったです。
そうそう!それが言いたかったんだよ!ありがとう大!
「ジャズって難しそうだけどどこがいいの?」と聞かれたらまさにこれ。
『ジャズは感情の音楽なんだ』
演奏者の感情そのものがばっちりわかるわけじゃないけれど、何かが乗ってるんだろうなっていうのは感じるんです。
曲を聞いた時に、
「何かわからないけどカッコイイ!」って思うところから始まって、
ゾクゾクしたり、体にぎゅっと力が入ったり、内側からせり上がる感覚……
何かしら感じるものがあって、それは大のいうようなプレイヤーが音に乗せた感情を受け取っているからなんだろうと思うのです。
だから、JAZZは難しいって言われるけれど、
まずは自分の思うままに感じて楽しんでもいいんじゃない?気軽に楽しもうよ!
と言いたいんです!
そして、
ブレない想い、信念を持っているから、
知識や技術がなくても、人を揺さぶり、感動させる演奏ができるのだと思います。
そしてそれは作中だけに止まらず、
紙面を越えて読者へと伝わっているからこそ、
曲名もどんな演奏かもわからないのに、
大の演奏する姿から、読者それぞれの中でイメージを引き起こし、
「なんだかわからないけど圧倒された」
「もっと大の演奏を聴きたい!」
と胸に響くのだと思います。
ひょっとしたら、
大がJAZZと出会った時のような衝撃を、読者と作品の間に起こしているのかも。
最後に。
ブルージャイアントを読んだら絶対ライブに行きたくなります。
なぜって、
『感情のもろに乗っかった音やメロディ』を感じたくなるから。
BLUE GIANT 公式サイト
今日もお読みくださってありがとうございましたヽ(^ω^)ノ
応援ありがとうございます!