滋賀県大津市から栗東市に広がる花崗岩の奇岩が見られる山域は金勝(こんぜ)アルプスと呼ばれていたが、近年は近江湖南アルプスという名も共存している。「瀬戸ヶ滝」はこのアルプスの主峰である竜王山(604.7m)の南方に位置する。以前は県道16号大津信楽線から瀬戸ヶ滝線を使って30分くらいで行けたが、現在は工事で通行できなくなっている。

 この瀬戸ヶ滝は規模は大きいものの岩が重なった場所を落ちる形状で、私の好みではなく、2009/03と2011/07に行っているものの良い印象はなかった。しかし、13年の歳月が流れ、ふと再訪したくなった。ただ、北峰縦走線から茶沸観音線はハイキングマップにはあるものの距離が長い。そこで、地形図にある点線の道がどんなものかを試すことにした。この道は踏み跡とあり、赤テープが程度な間隔で付いているので迷うことはないと思う。半ばあたりで出現する大岩の乗り越しがやや滑りやすいくらいだ。靴は登山靴で問題ない。

 名前が昔からあるだけに立派な滝ではあるが、全体の流れが見えるポイントもなく、美観があるとは言えないのが残念である。滝サイトでのレポは少ないが、ハイキングとしてヤマップやヤマレコに報告されているのは帰宅後に知った。

瀬戸ヶ滝

登山口にあるイラストマップ

GPSログに情報追加

駐車場

登山口

踏み跡

ヤセ尾根

大岩

案内

コールポイント