iPhone15の発売のニュースがあったが、iPhoneのシェアが7割というのには驚いた。スマホの写真性能が上がり、今は滝写真もスマホで済ます方が多い印象がある。センサーサイズが小さいので、暗い場所での撮影やダイナミックレンジの狭さという弱点はあるのはわかるが、何であんな小さいレンズで解像感がある写真が撮れるかは不思議である。今回のモデルではUSB-Cの採用が目玉だが、筐体がチタンというのもよい。私の時計はチタンベルトで、この素晴らしさには感動している。ウレタンはすぐ切れるし、ステンレスは重い。おそらく、色々なレビューが出てくると思うが、ProとPro MaxのGPSに注目する方は少ないだろう。iphoneのGPSの比較を下に記すが、GPS、GLONASS、Galileo、QZSS、BeiDou、NavICなどについては2年前の記事が参考になると思う。

 

iPhoneに採用されているGPSの比較

(1)高精度2周波GPS(GPS、GLONASS、Galileo、QZSS、BeiDou、NavIC)
iPhone15 Pro,iPhone15 Pro Max
(2)高精度2周波GPS(GPS、GLONASS、Galileo、QZSS、BeiDou)
iPhone14 Pro,iPhone14 Pro Max
(3)GPS、GLONASS、Galileo、QZSS、BeiDou
iPhone15,iPhone15 Plus
iPhone14,iPhone14 Plus,iPhone SE(3)
iPhone13 Pro,iPhone13 Pro Max,iPhone13 mini,iPhone13
iPhone12 Pro,iPhone12 Pro Max,iPhone12 mini,iPhone12
(4)GPS/GNSS
iPhone11 Pro,iPhone11 Pro Max,iPhone11,iPhone SE(2)
iPhoneXS,iPhoneXS Max,iPhoneXR,iPhoneX
iPhone8,iPhone8 Plus

 

 私のiPhoneXSは山ではいいが、谷では全然ダメで滝めぐりには不向きだ。なお、今回のモデルチェンジではProとPro MaxにNaIC(インド)が加わったが、無印とPlusには2周波は採用されなかった。上位、下位と二つの製品を出す戦略は、昔の車のデラックスとスタンダードを思い出す。