今回のテーマは奈良県森林基本図にある滝マーク(前回の上流)の探索である。水道用の黒いホースがあるので、山道があると思っていたが、すぐにわからなかった。スパイク靴ではないので、木の生えた急な土斜面の登攀もちょっと厳しく、素直に諦めて、本流と支流のマガリ谷に狙いを変更した。

 林道終点からは音無川沿いにフラットな登山道が続くが、道はかなり高い所にあるので、川への降下はいい場所を選ぶ必要がある。まず、目に付いたのは地図のF1であり、エメラルドグリーンの淵が見える。そして、マガリ谷出合に着く。ここの橋から下方にまずまずの滝が見えた。とりあえず、青根ヶ峰への分岐まで行き、帰りに沢下りで滝を見ることにした。F3の少し上流から下流に下るが、この付近はナメ床が続く癒しの渓相だ。マガリ谷出合の滝は上から見るより、やや迫力に欠けた。しかし、F1の淵は深く、光が当たるとなかなか神秘的で美しい。狙いの滝には行けなかったが、これで満足である。

中流F1

奈良県森林基本図(上流の滝が今回の目標)

地理院地図に情報追加

林道終点

青根ヶ峰の登山ルート

登山道

登山道からのF1

マガリ谷

トビロ谷

ここで引き返す

ナメ床

中流F3

マガリ谷出合滝

中流F2