奈良県五條市大塔町にある「大谷滝」は東方の「迷滝」や「桶側滝」に比べ、人気があまりないようで訪問レポが少ない。私は2018年11月に行ったが、時間切れで滝前まで行けなかった。古い文献でも雄滝と雌滝は紹介されているが、最近、奈良県森林基本図で大谷の右俣(580m付近)にも滝マークがあるのを発見した。この谷は横切っているが、520m付近だったので気が付かなかった。この地図の滝マークは精度があるので、興味がある方は行ってみるとよい。沼田原(ぬたのはら)から道はアップダウンが少なくて歩きやすいが、県道235号から川を渡り、左岸の尾根に乗るルートも考えられそうだ。

奈良県森林基本図を引用