奈良県森林基本図で、東吉野村の谷尻川の支流に「滝ヤ谷」という名称を発見した。「沢ヤ谷」なら行かないが、これには何となく魅力的な香りがする。場所は七腰滝(岩と淵の絶景)のある上流の右岸だ。七腰滝は双門や琵琶と並んで書かれており、高さ30丈(90m)だけに、まだこの連瀑帯とするのには不安がある。
全く情報がないだけに、どんな滝が私を待っているのか楽しみである。カーブミラーの付近に車を置くと、川へ下りる道があった。滝ヤ谷の出合はかなり貧弱で少し心配になる。F1(5m)は滝直登になるが、F2(5m)、F3(10m)、F4(20m)は右から巻いた。F5(30m)は滝前から全体が見えないが、かなり高さで、一瞬、これは真の七腰滝かとも思った。まあ、支流だけに水量が少なく、見栄えがいまいちなのでいずれもお勧めできるレベルにない。
奈良県森林基本図を引用
地理院地図に情報を追加
駐車して踏み跡を下りる
滝ヤ谷出合
F1
F2
F3
F4
F5