雑食不動産鑑定士のアドリブログ -3ページ目

元社長らに3億円支払い命令=アーバンコーポ集団訴訟-東京地裁

結構それなりにインパクトあるニュースです。

時事ドットコムより抜粋
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元社長らに3億円支払い命令=アーバンコーポ集団訴訟-東京地裁

 経営破綻した不動産会社アーバンコーポレイション(広島市)による有価証券報告書の虚偽記載で株価が下落し損害を受けたとして、個人株主287人と法人3社が元役員14人を相手に、総額約9億6400万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁(太田晃詳裁判長)は22日、房園博行元社長ら8人の責任を認め、計約3億3000万円の支払いを命じた。 (2012/06/22-13:25)
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世田谷区が“脱法長屋”防ぐ条例案

現場ではいろんな知恵(悪知恵含む)が先行し、経済合理性の名のもとその知恵が発揮されていることは良くあると思います。

そんな中の一つが、いわゆる旗竿敷地には共同住宅は建てられない(東京都安全条例)が長屋は建てられるというものです。
以下日経不動産マーケット情報参照
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世田谷区が“脱法長屋”防ぐ条例案

 路地状の通路の奥に敷地が広がる、いわゆる「旗ざお」敷地。住宅地として人気が高い東京都世田谷区では、建て込んだ住宅地の内側に、高さ10m近くの長屋の建設が相次ぐ。旗ざお敷地への共同住宅の建築は東京都の条例で制限されているが、長屋は規制対象外だからだ。

 こうした長屋は周辺の戸建て住民との紛争になる事例が多く、完了検査後にロフトを居室に転用するなどの脱法行為も指摘される。同区は「建築物の建築に係る住環境の整備に関する条例(住環境条例)」を一部改正し、規制に乗り出す。2012年6月15日に素案を公開。7月6日までパブリックコメントを受け付け、13年1月の施行を目指す。


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ロフトの完了検査後の居室転用なども指摘されています。ロフト問題は脱法長屋より根深いと思います。



土地や中古住宅も二重価格表示が可能になりました。

今まで一部の新築にのみ認められていた値下げ表示の二重価格表示ですが、このたび、土地や中古住宅も可能となりました。

値下げ表示3ヶ月以上前から、実質的に3ヶ月以上その過去の価格で販売していたことを資料により明らかに出来る時に
二重価格表示できるとされていて、実務的には、明らかに出来る資料とは何かとか出てきそうですが、相当弾力的な対応ですね。

それもこれも、エンドと不動産業者では昔ほどの情報の非対称性は無いという時代認識の現れでしょうか?


不動産流通研究所から抜粋
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5月31日から不動産広告のルールが変更/不動産公取協連合会