さち子は今日も日課のマル活。


もう家の中入ってるよポーン

何これ?もう飼い猫じゃね!?


実は、マルにはユンボさんの知らない裏話がありました。


ユンボさんがマルの存在を認識したのはつい最近だが、実はもっと前から鶴橋家付近を彷徨いていたらしい。
でも、近所には他にも野良猫が多く日夜縄張り争いが繰り広げられ、当時鶴橋家の敷地を根城にしていたのは、チャオとマダラ。
左から、豆千代、マダラ、チャオ

しかし、そのチャオとマダラのコンビが鶴橋家の土地を捨て行方をくらませた。
2匹は貧しい鶴橋村に見切りをつけたに違いない。
チャダラ軍は、きっとより豊かな城を攻落したのだろう。

そして、新たに鶴橋家領土野良猫の座に収まったのがマルなのだ。

なんだかんだで1年近くチャダラ軍の陰で息を潜め鶴橋家領土で生き永らえてきたマル。

そんなマルの存在に母さち子だけは、当時から気づいていた。

気づいてはいたものの、マルもチャダラ軍の手前、今のように表立って姿を現すことはなく、母との交流は皆無だった。



そんなある日、スラッとした50代くらいの女性が訪問してきて、さち子にこう告げた。

あの白茶の猫は、飼い手が決まっている。
暫くしたら飼い主の元に連れてゆくから、それまでここで面倒を見て、ご飯も与えてやってほしい。
必ず引取りに来るから、居なくならないように保護しておいてほしい。


見知らぬ女性の頼みに応えるさち子。


チャダラ軍の目を盗んではご飯を与え、チャダラ軍が撤収してからは、人目や猫目をを憚ることなく存分に乾拭きしている。


そして、かれこれ1年が経過しようとしている。




????????????????真顔????????????


野良猫面倒みて詐欺じゃね!?

次の飼い主が決まってるから面倒見といて欲しい、ご飯あげといて欲しいって別にその人がご飯用意してきてくれるわけじゃないからねアセアセ
鶴橋さんちの家計から出てるからね笑い泣き

つーか、普通に考えて飼い主が決まってるならどんどん連れて行けばいいのに、なんでユンボさんちにお世話を頼むんよ??????
1年も。

よくよく考えてみりゃ、おかしいよね!?

まぁ、だからと言ってどこにも悪はないから全く問題ないんだけどねデレデレ

ただただ謎!!

その女の人は何だったんだろうか?
飼い主が決まっている事は本当なんだろうか?
嘘だったとしても何故そんな嘘をウチに言ってきたのだろうか?

最近、野良猫が異常なくらい急増している鶴橋家周辺。
皆んな桜耳。

その謎の女性は、野良猫の避妊などを行っている活動家で、全部鶴橋家にリリースしてるのではないかとユンボさんは勝手に疑惑を抱いている。

その謎の女性とっ捕まえて吐かしてやる。
尋問してやる。

その活動にユンボさんも参加できないかと。

以前からそういった活動に興味はあったけれどなかなかツテがないのと行動力がないからできずにいるんよね。

動物病院側もスポンサーがいなくて何の病気を持っているかわからない野良猫を連れて来られるのを嫌がるところもあるし、予約制の病院が多く、いつ捕まえられるかわからない野良猫の診療の予約の取りづらさもあるし、避妊手術も獣医師会に加入していないと役所の補助が出ないとかあるんよね。

だから、その女性に色々聞いてみたいけど、どこの誰だかさっぱり分からん。

もしかしたら、活動家でも何でもなく、ただ適当なことを言う変な人かもしれないしゲロー

マルの守護霊かもしれないし。

はたまた、さち子の幻覚かもしれないし。



ユンボさんちはさ、別に近所に野良猫が増えようと構わないさ。
袋小路の車の通行のない安全な所だし、近所の人たちも猫好きさんばかりで昔は地域猫がいたりしたところだからね照れ
ただ病気が蔓延しないように気をつけたり、猫エイズや白血病の菌をユンボさんが尾豆やチョビに運ばないようにしなきゃねウインク





ミーさんは、マルが大嫌いムキー


マルは全然喧嘩腰ではないんだけどねアセアセ

可哀想なマル。

ちなみに、豆千代もマルが大嫌い。
ミーさんともバッチバチ雷雷ムキー

豆千代は、外にマルの姿を確認するや否やガラスに激突して威嚇の絶叫ムキー炎

もうね、鉢合わせしたら大事件ゲロー

みんな仲良しだったら気兼ねなく飼えるのに笑い泣き

猫関係も大変ガーン


鶴橋 ユンボ