私は、ここだけの話 あたり屋である。

今までやらかした件数は、常人のそれを遥かに上回っているだろう。

周りから止められることもしばしば。

長年、会社からも忠告を受け続けている。

特に休みの日の前日の帰り際には、必ず言われるのだ。

「決して変な物を食べるな!」と。






車を掃除していると出てきた。


変な物が…。











社長が絶対食べるな!
絶対捨てろ!

とまくし立てる。

うるさいので、捨てます捨てます。と適当にあしらってこっそり持って帰ってきた。

禁止されればされるほど、その一線を越えたくなるのは人の性。

それに子供の頃から、食べ物に執着してしまう。

賞味期限が切れていようがなんだろうが、大丈夫だろうという底知れぬ自信が湧き上がってくる。
根拠などない直感だ。


私は、賞味期限には寛容だ。

醤油と味噌はカビるもの。



醤油は、腐った部分だけすくえばいい。
鶴橋家の教えだ。


パンはカビたらカビの部分だけ取り除けばいい。

大事なのは、賞味期限じゃない。

直感とそれを信じる心だ。





私は今、南の一つ星を見上げて泣いていない。

私は今、トイレでうめき声を上げて泣いてる。


今日もあたり屋ユンボ、あたったゲロー

先日のアニサキスの時の胃腸薬が残ってたから飲んだけど、めっちゃお腹痛い笑い泣き


数時間前の自分に言いたい。


感じるな!考えろ!!

直感じゃなく賞味期限を信じろ!!


鶴橋 ユンボ