ビジネスモデルの構築する時の留意点 | 「得手に帆を上げて」 

ビジネスモデルの構築する時の留意点

今、環境系のベンチャーを支援してます。

その会社にMBA同期のUさんが参画しました。

MBA時代から優秀のオーラを醸し出していたUさんと

一緒に仕事を出来る幸運に素直に喜んでいます。

(ただ基準は厳しい人なので、質の低い仕事は許されませんが)


で、今新しいビジネスモデルを一緒に作っています。

その中で、彼はまずプレイヤーのインセンティブの考察から

検討を始めました。


同じ製品を新しいやり方で売ろうとする時、当然ユーザーや

自社の損得勘定は検討するし、定量的な分析もします。

でも、ビジネスには単純に自社とお客だけの関係では

成立しないものもあります。例えば、販売代理店。

他には金融機関など、無数の利害関係者が存在します。


Uさんは、まず既存のビジネスモデルと比較して、

新しいモデルが、そうした利害関係者にどの様な損得勘定を

もたらすのか?またもしインセンティブ付けが十分でないなら、

どうやってその点を担保するのか?に着目してました。


これは素直に学びです。基本と言えば基本ですが、

なかなか目が行かない点でもあります。

ビジネスが成功するには利害関係者とのWin-Win関係が

必須であり、例えば自社にとってはおいしいモデルも、

販売代理店にとってはあまり面白くないモデルかもしれません。

よく大企業とかで、自分勝手なモデルに胡坐をかいて、

「営業が売らないからだ」、とか「あの代理店は売る気がないのか」とか

よく文句が出ますが、きっちり利害関係を考察すると、

十分なインセンティブ付けが担保されていない事が多いように思えます。


ビジネスは基本的に経済合理性に基づきます。大企業であれば尚更。

全体を見据えて仕組みづくりをする。先日のエントリーでは実務知識の

重要性を学びましたが、やはりビジネスの鳥瞰図も必要だと実感しました。

1つ1つの日常から成長のきっかけを見つけていきたいと思います。