資金調達の判定は?
僕が従来から担当しているクライアントの資金調達に関して
動きが有りました。勿論、センシティブな話なので、あまり詳しくは
書けませんが、昨日某VCにて投資検討委員会が開かれ、
条件付で投資のGO判定が出たと、昨日連絡が有りました。
奇跡です。このご時勢で。
今年に入り、ベンチャーの資金調達の可能性が極端に細くなりました。
某大手VCでは昨年度の投資実績が新規200件。今年はゼロとのこと。
わが古巣でも今は100社に1社しか通らない状況と聞きました。
そんな中での数千万円規模での資金調達はかなりの僥倖。
前回のエントリー(http://ameblo.jp/yt25/entry-10154046769.html )でも書きましたが、
今回の資金調達はYさんへの投資家の信頼により、成し得たものです。
なんだかんだ言っても結果を出す事がプロだとすれば、彼はプロの責務を
果たしたということでしょう。
でも金を引っ張ってくる能力と、金を有効に使う能力とは違います。
ベンチャー経営者とはこの2つを同時に求められるわけで、大変な職業ですよね。
で、僕のスタンスは資金調達した金を『Need to Have 』と『Nice to Have』の
2つに分け、『Need to Have』にのみ資金を使うということ。いわば大原則を
徹底しようというもの。特にこの大不況のさなかにあって、手元流動性を
確保する事は絶対条件ですので。
ここでの『Need to Have』とは、幾つかあると思いますが、企業機密に当たるため、
ここで書くのは不適当だと思います。それに恐らく何が『Need to Have』なのか、
Yさんの経営手腕を学べる良い機会なので、むしろ『僕はこう思います』といって、
自分の考えに誘導するよりも、『その大原則を意思決定の際に常にリマインド
してあげること』。これがインキュベータとしての僕の役割のような気がします。
経営者は往々にしてドリーマー。道中、大原則を無視するような意思決定を
する可能性は常にあると思いますので。