遙かなるクリスマスの本 | 「得手に帆を上げて」 

遙かなるクリスマスの本

前回エントリーで紹介したさだまさしの「遙かなるクリスマス」。

この絵本を買ってみました。この絵本は、ある編集者が曲の歌詞を

読み深く感動し、是非絵本にして中学生、高校生に読ませたい、との

想いから出版された本だそうです。


前半は世界各地の風景(恐らくクリスマスでしょうか?)に歌詞が印刷され、

後半はさだまさしのメッセージが綴られています。

このメッセージはすごく良いので、是非買って読んでみてください。

1つだけ、さだまさしからの問いかけを記します。


「あなたの大切な人の笑顔を守るために、あなたは何をしますか?」


この絵本を出版に漕ぎ着けた前段の編集者の方の、その後です。

彼は絵本の出版後、白血病で亡くなったそうです。42歳の若さで。

さだまさしはこう結びます。


「通夜の席でまだ父の死の意味も分からない3歳くらいの彼の

幼い遺児の笑顔を見ながら、僕は涙を拭った。そうか彼は

息子の未来のために父親のメッセージとしてあの本を作ったのだ。

生きてくれ、生きてくれ、生きてくれ、という叫びは彼の心の叫びだったのだ」


合掌。