イチローの3000本安打と成功の哲学 | 「得手に帆を上げて」 

イチローの3000本安打と成功の哲学

イチローが3000本安打を達成しました。

もはや必然の感すらあります。

張本の日本記録は確実だし、8年連続200安打もほぼ確定だと思います。


僕はイチローほど凄い選手も珍しいと思ってます。

理由は(当たり前かもしれませんが)常に最高レベルを維持しているからです。

ホームラン1本打つより、コンスタントにヒットを打ち続ける方が

はるかに難しいと思います。

余談ですが、同じ理由で僕は柔道の野村選手、ロシアのカレリン選手は

本当に尊敬しています。世界のトップレベルで10年以上やり続けるすごさ。


こうした選手達の本質は能力は勿論、精神力であることは異論は無いと思いますが、

イチローの場合、根本的な考え方、と言うか人生そのものへの態度の真摯さが

際立っていて、個人的には非常に参考になります。

イチローがこんなコメントを残してます。


「小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところへ行くただひとつの道」


ベンチャー経営って、いやベンチャーに限らず経営そのものが戦略とか、

何か高度なものの様に捉えられているような気がします。

昨今のコンサルブームが好例です(僕もそれに乗った1人ですが・・・)

でも本当に重要なこと、これは大企業に働いていた時も実感したのですが、

むしろ愚直なまでに、当面のタスクをやりきること、のような気がします。


今のクライアントを見てて、新しい話(ビジネスモデル構築のチャンス)に

対して皆が興奮している。でも足元の売上をきっちり出来ない人に

新しいビジネスモデルなんて構築できないと思うんです。

ビジネスモデルって「1%の閃きと99%の実行」のような気がします。

今でこそデル・モデルとかカンバンとか言われてますけど、

あれこそ実直なまでの1つ1つの積み重ねです。

例えば拡販進捗1つ取ってみても、これを徹底的にやれば、売上は

絶対伸びると思うし。日常の積み重ねで成功は築かれる、そんな

メッセージをイチローは発しているような気がします。


もう2つ。イチローのコメントの中で珠玉のコメントがあります。


「結果が出ないとき、どういう自分でいられるか。決してあきらめない姿勢が、

何かを生み出すきっかけをつくる。苦悩というものは前進したいって思いが

あってそれを乗り越えられる可能性のある人にしか訪れない。だから苦悩とは飛躍なんです」


これって人生への態度そのものですよね。例えば人間関係なんかでも

結果が出ているときに明るく振舞うのは当たり前。結果が出ないときこそ、

その人の真価が問われるわけで、現在の苦悩を成功への一里塚と捉えられるか、

というのは決定的に重要だと思います。


最近のエントリーは暗いのが多かったのですけど、僕は基本的には、この時期抜ければ、

絶対飛躍が来るって確信してました。今はようやく光明が見えてきたところです。

苦労した分、絶対に成長してやるって思ってます。この暗闇を抜けれれば、

僕は昔のことに正面から向かい合えるのでしょうね。多分、笑い飛ばしてます。

なにやら変な方向に話が来ましたけど。イチローの哲学には随分と学ばせてもらってます。


でも不条理を笑えるって、凄いことだと思いませんか?