もうすぐ6歳になる長女の
布団が少しずれてたから
掛け直してあげた

長女の目が少し開いて

そのとき思わず頭を撫でたくなって
ゆっくりと髪の毛に沿うように撫でていたら

長女はやさしく笑って
それがとてもうれしそうで

そのまま安心したのか
小さく丸まって眠った




    

こんにちは
山口県防府市
親と子のあたたかな心と体を育む
おうち教室 piscapisca
ベビーライフコミュニケーター

夏には5人のママの
ふかのともみです

 




つやつやでさらさらの長女の髪を撫でながら
わたしまで
こころがぽっとあったかくなった


これが
わたしがそばにいられるからこそ
してあげられること、なんだ


わたしが感じたかったこと


ふとしたとき

このままわたしが目が覚めなかったら

どうなるだろう?と

思う時がある



目を瞑って、そのまま

今この先がなくなってしまったら…



そのときにやっぱりこわかったのは

子どもたちのことだった


まだまだ

命がここで終わってしまうのはこわい


してあげたいことがある

見届けたい姿がある

「ママ!」からつづく言葉に
応えたいことがたくさんある



だけど
今朝こうして頭を撫でていて思ったのは
こうやって子どもたちの心には

撫でられると心地いい
大切な人に抱きしめられると安心する
あったかいってほっとする

そんな目に見えないけれど

いつかのこどもたちが
落ち込んだ時や
悩んだときに
自分自身に、
自分の心に、体にしあげられることが
ちゃんと残っていっているのだということ


してあげれられることは
どんどん減っていく

だけど
目に見えないことこそ
わたしがそばにいられなくなった時も
この子たちのことを
支えてくれるのかも知れない


そう思うと

わたしはいつか後悔しないように
わたしが感じたい
この気持ち少しでも多く
味わっていたいし

なにができたとかできてないとかよりも
大切なことは
目に見えないことに多くあること

それを
この子たちが産まれた時から
できない日もあるけれど
ずっとずっとできていること


そばにいられるうちは
できるということ


それ自体がしあわせなことかもな

と思うのです




大切な人に触れられること
抱きしめられること
ぽかぽかの暖かな日差しに
あったかいお風呂に


なんだかしあわせ
心がほっとする
安心する
うれしくなる


もし大人になったあなたが
そう感じるのなら

覚えていないくらい昔に
誰かに何度も抱っこされて
肌を寄せてもらっていたのかも


その感覚って
小さな小さな頃に育まれるもの


これって
なんでもないことかもしれないけれど

お守りのように
おばあちゃんやおじいちゃんになっても
そばにいてくれる


物よりも大切なことかも知れない