鳥も来よ虫も参ぜよ夏祓  矢崎良子

 

 

 夏祓(なつはらえ)・名越の祓(なごしのはらえ)・・・陰暦の六月の晦日(30日)に、疫病が流行する季節の行き合いに、その元である罪、穢れを祓い去ろうとする心理が働いて、神社では茅萱で作った輪を潜らせる茅の輪潜りなどの行事を行います。これを潜ると、無病息災、厄除けになるとされています。