日本にひらがなの美や星祭       大橋敦子

 

 

 星祭・・七夕のことです。七夕の日には天の川を白い鳥たちが集まって橋になり、牽牛と織女が橋を渡って逢瀬を楽しむ。そんな物語があったと思います。橋を渡るのは牽牛でしょうか、織女でしょうか。織女が渡ると想像した方が絵になりますが、双方が渡って、橋の中央で逢うと想像しても楽しいです。

 ひらがなの美・・日本には漢字、ひらがな、カタカナがありますが、これは世界的にみても例がないですね。そのことによって表現の幅が広がるとともに、特にひらがなが日本語を美しいものにしていると考えられます。