濃き紅の東踊の小提灯    下田実花

 

 

 東をどり・・・新ばし芸者の晴れ舞台として建設されたのが新橋演舞場(大正14年)で、芸者らの公演として「東をどり」が催されるようになりました。明治維新の前後の薩長の志士やその後の政治家に披露してきた綺麗な芸や粋。それを毎年「東をどり」として公にしているのです。

 来年は100回公演になるのだそうです。