ひねもすを茅花流しのカプリッチオ  フーザンボー

 

 

 ひねもす・・「終日」と書きます。

 茅花流し・・初夏、チガヤの穂綿を吹き散らす南風(大辞林)

 カプリッチオ・・(きまぐれの意)形式が一定せず自由な機知に富む小品・狂想曲。奇想曲(大辞林)と訳されます。

 茅花の花と夏の青空は合いますね。それで一句と思いましたが、思うような句ができず、とりあえず掲出句のように詠んでみました。きまぐれの茅花の白い穂です。