点描の一点となり青き踏む  木内怜子

 

 

 青き踏む・・踏青(とうせい)とも。春の野に出かけて、草を摘んだりお弁当を食べたりして遊ぶのは「野遊び」と言いますが、それに近い季語として「青き踏む」があります。青々とした若草を踏んで遊ぶことです。

 点描・・線を使わずに、点又はごく軽いタッチで描く画法。(大辞林)

 写真は藤沢市にある新林(しんばやし)公園。小高い山に囲まれていて、その山に入ると山桜が咲いています。