去りがたき鴫立庵や春寒し  フーザンボー

 

 

 俳句道場の鴫立庵に来ているのですから、できれば一句詠みたいと思うのですが、思うような句ができません。いつのまにか言葉が降りて来る。そんな感じで詠めたらと思うのですが、気負いや理屈が先行すると言葉が降りてきてくれないようです。

 2枚目の写真ですが、西行法師の<心なき身にもあはれは知られけり鴫立つ沢の秋の夕暮>と彫られています。