わが前にけふの道あり梅ひらく  豊田進

 

 

 梅の蕾ほど可愛らしいものはない。そんな気がするほどの紅梅・白梅の蕾です。

 蕾のときから清楚で気品のある梅の花。日本画の画題としてなくてはならないもののように思います。自然の造形美術、これに勝る人工物を知りません。