大方の土偶はをなご春や立つ  フーザンボー

 

 

 土偶・・日本では縄文時代につくられ、多くは東日本に分布しています。女性をかたどったものが多いのは、生殖や豊富な恵みを祈る宗教的な意味をもっているからとされています。

 をなご(女子)・・「をんなご」が転じて「をなご」になったようです。

 立春はものの芽の目覚めのころ。希望の兆しが感じられ、活動が活発になるころでもあるかな。