夕映えの海へサーファー一礼す  フーザンボー

 

 

 先日アップした拙句は、<富士暗くなるまでサーファー彳立(てきりつ)>でしたが、今日は又同じような句を詠んでみました。 

 日が落ちるころ、地元のサーファーは泳ぐのをやめて、浜辺にあがります。そのとき、すぐに帰るのではなく、しばらく浜辺にたたずんで暮れてゆく海や空を眺めていることが多いのです。そして、しばらくすると海に向かって一礼し、ゆっくりと浜辺を離れていくのです。