富士暗くなるまでサーファー彳立す  フーザンボー

 

 

 彳立(てきりつ)・・たたずむこと。立つこと(大辞林)

 地元のサーファーは幸せです。写真のような夕焼の空と富士山を海原から眺めることができるのです。こういう贅沢はサーファーでなければできません。

 日が落ちてしばらくは夕焼が残っていてきれいですが、しだいに夕焼は消えていき、紫紺の空に変わって、やがて富士山は暗やみの空に溶け込んでいきます。

 その様子を渚に佇んで見送るサーファーがいたので、詠んでおきました。

 17日は「海の日」。暑くなりそうですので、海に行くならできれば夕方がおすすめです。