濤音の七草粥を吹きにけり    飯島晴子  

 

 

 

 七草粥・・・七草の若菜を入れて炊いた粥のことで、1月7日の朝に食べるのです。ただし、我が家では7日の夕飯に食べています。

 これを食べると万病を除くと信じられ、平安時代から食べられるようになっているようです。

 七草は芹・御行(ごぎょう)・繁縷(はこべ)・仏の座・薺(なずな)・菘(すずな)・蘿蔔(すずしろ)です。