芋の葉の重なりあうて畝(うね)深し   岩田由美

 

 

 里芋は奈良時代に栽培されていたようですので、写真のような景が奈良時代にはあったと思われます。日本には山芋はあったので、それと区別するために里芋といったのでしょうか。

 里芋は縁起が良いとされています。理由の一つは、親芋から子芋が生じ、さらに孫芋が生じるので、家系が絶えないということがあったのではないかと想像します。

 二枚目の写真はニラの種です。三枚目の写真に毛虫が写っていますので、見たくない人は注意してください。