ふふみたる白梅に息かけてみる     フーザンボー

 

 

 含む(ふふむ)・・・花がつぼんでいて開ききらずにいることです。

 近くに小さな梅園があり、毎年そこに行っていますが、今年は俳句仲間と別の梅園に行ってみようと思っています。句会の兼題の一つも「梅」になっていますので、幾つか詠めることができたらと思っています。

 万葉集には119首の梅の歌が収められているとのことです。万葉のころは花といえば桜ではなく、梅だったのです。

 

 

        青天へ梅のつぼみがかけのぼる    新田祐久