青嶺いま雲中にあり露天の湯     フーザンボー

 

 

 夏山・・・傍題として、青嶺・夏嶺・青き嶺・山滴る などがあります。緑の木々におおわれる夏の山。最初は若葉、次に青葉となりしだいに色濃くなっていきます。いずれにしても山が生きている、成長している、生命力の大きさをいうのだと思います。

 その夏山を眺めながら露天の湯にゆっくりと浸かりたいと思いながら1年、2年と経過しています。ワクチン注射の通知は未だきていませんし、ワクチンを打てたとしても、一部だけが打てばよいというものではないので、まだまだ時間がかかりそうです。

 

 

         夏山や雲湧いて石横たはる    正岡子規