梅が香の先ちらちら3.11   フーザンボー




 あと一か月で、あの忌まわしい大震災から五年が経とうとしています。

 この時期、観梅はしたいのですが、あまり浮かれた気になりません。


 津波の濁流に多くの家や人が飲み込まれていきました。その後の無残な瓦礫の山また山・・・

 地獄のような光景を見つめ、人間の非力や無常を思い知らされたことでした。


 被災した地にも、再び木々が芽吹き、桜が咲くようになりました。同じように、人が、人の心が蘇ればよいのですが。




                   春かくも焦げくさきかな震災後   谷口慎也














































                               

                                

                                が

                                香

                                の

                                先

                                ち

                                ら

                                ち

                                ら

                                三

                                 ・ 

                                一

                                一