滝壺の闇に日矢射す苔の花


 台風一過で、蒸し暑い一日でしたね。昨日の俳句の季語は、苔の花。今日は続編です。

 深く暗い滝壺に、天上から日の光が射しこんでいて、とても幻想的です。暗い滝壺の水が、光が当たっているところから碧く染まっていくように見えたのです。その滝壺の周辺には、水しぶきを浴びて緑の苔が鮮やかに輝いているのでした。