令和4年11月24日(木)晴れ

旧尾小屋鉄道の後は最後の訪問地のハニベ岩窟院に到着するのです。ここは私が初めて行ったのは、もう50年くらい前で、当時は入り口の大きな大仏はなく、すぐに洞窟内へ入ったが、タイトルのハニベと言う言葉は聞き慣れない言葉だが、これは、昔は埴輪などを土で彫刻を作る人を土部師(はにべし)と言い、現在の彫刻家のことだそうで、ハニベ岩窟院は彫刻家の作った洞窟のお寺という意味だというのです。また、この洞窟は元々は石切場跡だったというのです。洞窟内に入ると、まず大黒様とかお釈迦様の姿が登場するが、これなどは50年くらい前にはなく、次に鬼たちの食事の様子が登場するのです。テーブルの上のお皿には人間の耳、舌の甘煮、目玉の串刺し、面皮の青づけ、人の血の酒とかで、見ていても気味が悪くなるような光景なのです。