ロードバイクで行った所その317

前回の続き

八田の常念寺から今日の目的の木越に着き、果て光専寺跡などがどかかと思い集落の中を探していると、霊梅山福千寺」というお寺があり、門前には蓮如上人が立ち寄られたのか石碑があって、その裏には謂れのような事が書かれていたので、ロードバイクを立てかけ写真を撮った。説明書きには、木越の郷士佐々木政安は元近江の人 文明七年僧蓮如の法弟となり道休と称し光徳寺を起し 加賀守護富樫氏は為に寺扶若干を附す。天正8年尾山城主佐久間盛政事を構え盛政等来り攻む同寺の老臣小竹小郎力戦して死す。世之を木越の乱という。此時住僧能登口に退去す。今の七尾光徳寺これなり。当時実子松丸留りて遺地を譲り別に当寺を建つ蓮如嘗て道休のために梅一株を植え自来華果時を同うし五色八重梅と称す。寛永元年加賀藩主前田綱紀其奇異を聞き命じて其株を別ち越中に植えたれども枯れる。困りて窮地に複せしむ故に新梅二株となれりという。と書かれているのである。目的の光徳寺と繋がりがあったのかと思いながら文面を読んだのであった。本堂のわきには蓮如上人を模したものなのか等身大の木像があった。

続く