令和2年4月2日(木)曇り

今朝のいつものジョギングに行く時間は雨が降っていたのでゴミ捨て次いでに町内を一回り歩き2kmほど散歩をした。朝食後、録画をしていたNHKの「よみがえる新日本紀行」と言う番組を見ていると、今回は幸福駅の事だったが、この幸福駅の駅名は福井県の大野村の出身者が付けた名前だというのである。これを見ていると最初の方で福井県大野村の人たちが水害で生活できなくなり明治30年に集団で、ここ北海道へ移住をしたというのである。前年の水害は8月30日から降り続き降り続いた大雨は600mm近くにもなったと言い、福井県では96人もの死者が出たというのである。入植当時は幸震とばれたが読み方が難解なため、その後に幸福と呼ばれるようになり、1929年の広尾線が部分開通した時には幸震駅が設けられたが、後に大正駅となり、幸福駅になったのは1956年の11月だそうだ。この駅は廃止になって33年もたつが1973年にNHKの「新日本紀行」などで紹介をされてからは全国的にブームになり、当時はここで切符を買うと「愛と幸せが来る」と言う事から切符が4年間で1000万枚近くも売れたというのである。この番組を見て幸福駅が福井県の大野とつながりがあったというのを初めて知ったのであった。お借りした写真だが、皆さんご存じの幸福駅である。