前回の続き

倶利伽羅不動寺の裏にある倶利伽羅公園まで来たときは、すでに12時を回っていたので麓におり、どこかでお昼ご飯を食べようと公園を出て暫く行くと左に龍ヶ峰城跡まで600mの案内看板があったのである。

この竜ヶ峰城跡は、以前に倶利伽羅神社に行き宮司さんに道を教えてもらい下中トンネルをくぐり暫く探したが誰もいなく帰ったと書いたが、その龍ヶ峰城跡なのである。

これはと思い、お昼ご飯よりもこちらの方に向かったのであるが、曲がってすぐから車がやっと一台が通れるくらいの道になり、この道がずーっと続くのである。

家内はこの道は車で行けるの?と聞くほどなのだが、600mくらいだから兎も角行ける所まで行こうと走り、下記の看板があったので車を隅の方に止め家内を置き自分だけで竜ヶ峰城跡まで向かったのである。

来た道もそうだが、訪れる人はいないのか草が繁り歩きずらい中、城跡まで来たが、そこは畳10畳ほどの広さしかなく狭い所だが眺めは素晴らしく四方八方が見れるのである。

この竜ヶ峰城跡は加越国境の倶利伽羅峠を通る歴史街道で参勤交代などは、この街道を通ったのである。

古来から交通の要衝であった所で、お城の築城は不明だが、加賀一向一揆の勢力が北陸道を抑えるために築いたと言われ、その後、上杉謙信が攻め落とし、のちに佐々成政の属城となり、最後は加賀藩前田家の属城となったのである。車に戻り暫く行くと駐車場があったが、ここは当時の番所があった所だという。

その後、進んでいくと以前に行き戻ったと書いた下中トンネルの部落に出たが、ここまで向かい側からは1台の車に出会う事もなくよかったが、もし車が来ればどうすれば、と言うような道であった。前に来たときはロードバイクで行こうとしたのだが、ロードバイクではとてもとてもと言う道であった。この後、八幡寿司に行ったのだが満員だったので、お寿司を買い津幡のプラントの駐車場の車の中で食べた。

続く