前回の続き

十和田湖前の民宿「根岸屋」を出て、今日はまず「八甲田山雪中行軍遭難資料館」に行こうとナビにセットして出発すると、どんどん高い山の上の方に行くのである。

どれくらい走ったか結構走り頂上の様な所に着いたので車を止めたが、そこは岩木山展望所になっていて、前方には岩木山が見えるのである。横には「八甲田除雪隊の歌」「と言う案内看板あったが、ここまで走ってきた道路は青森市から十和田湖を結ぶ「八甲田山、十和田ゴールドライン」と言い、この辺りは名高い豪雪地帯で冬季は積雪のため閉鎖され、春になると除雪が始まり、例年4月初めの頃に一般の車が通行できるようになるのだが、その頃は周りが6m近くの雪の壁になり雪の回廊を楽しむことができるそうで、

この道路の除雪を青森市と十和田湖の両方からやり、頂上で除雪をやり終えた隊員同士が立札にある「除雪の歌」「を声高らかに歌うそうだ。同じような雪の壁を何年か前に富山県の立山に行き見た事があるが、あそこは自家用車では行けなく立山駅まで車で行き、そこからケーブルカーに乗り美女平で降りた所から室堂行きのバスに乗り、そこから始まる雪の回廊を楽しむのだが、ここでは自家用車で走ることができ、料金もかからないのである。

近くであれば何度でも雪の回廊の時期に来たいものである。

続く