前回の続き

岡城を見学した後、ウナギと鮎の塩焼きでの昼食を摂り「道の駅あさじ」と「道の駅おおの」でスタンプを押し、次に向かったのがタイトルの臼杵石仏で、駐車場で車を止め分からないまま「ヤマコ臼杵美術博物館」と言う所に入ったが、確かこちらと臼杵石仏と両方見学しますかと言われたので何となく両方をお願いします。と言ったのだが、見学した後で思ったのだが、こちらはどちらかと言うと必要なかったようだ。

後日NETで見たらこちらの施設、見学客が訪れないようで平成29年3月31日で閉館になった様だ。

これから見学をする臼杵石仏は作られた時期は分からない様だが、地元に伝わる「真名野長者伝説」によれば、長者が亡くなった娘の菩提を弔うために彫らせたと言われ、仏像の様式から平安時代後期から鎌倉時代の作と推測されているようだ。

石仏の規模と数と高さにおいてはわが国を代表する石仏群で平成7年6月には麿崖仏では全国初の彫刻として九州初の国宝に指定されたそうだ。

作られた石仏は凝灰岩の山肌に作られているので長い年月で崩れたりかけたりしているが、これらも順次修復がなされているようだ。

以下は撮った写真の一部だが、どれも実に見ごたえが有る物ばかりであった。

石仏の写真でホキと有るが。このホきは「がけ」と言う地名だそうだ。

又8月の最終土曜日には「国宝石仏祭り」が行われ、田んぼの畔から石仏の前まで5mおきに建てられた松明が合計で1000本にもなり、これらに火がつけられた時には一面が火の海になり、実に荘厳な景色になるそうで、この行事は1000年も前から続いているそうだ。

此処も簡単には来れないができれば、この行事一度見てみたいものである。

続く