前回の続き

名護屋城に着いたが、想像していたような所ではなく、建物などはなく広い敷地に石垣が有ると言う程度で、どこへ行けばと思い進んでいくと建物が有ったが、そこに名護屋城博物館があった。

ここ、名護屋城は秀吉の朝鮮出兵に際し、出兵拠点として築かれた城で、1592年(文禄元年)に戦が始まり秀吉の死後、諸大名が撤退するまでの7年間、大陸侵攻の拠点となった所で、城の広さは17ヘクタールにも及び、当時では大阪城に次ぐ規模で、周囲には130以上の諸大名の陣屋が有り、集まった人たちは20万人を超えたと言う、博物館の裏には秀吉の甥である木下延俊の陣屋跡が有ったので此処は見学をしたが、他の徳川家康の陣屋跡等は歩いて行くのには余りにもにも遠いので遠くから眺めただけであった。

ホテルへの帰り道、油が少なくなったので給油したが1Lが157円であった。

この金額でも他よりは安い方だったが他の所では160円を超している所が殆どであった。

今日のホテルは夕食は無しなので途中スーパーで買い物をしてホテルに着いたが、駐車場にはマイクロバスが2台止まっていて他にも宿泊客の車が沢山止まっていた。

高校生がいたので聞いてみると、明日から佐賀県で剣道の錬成大会があると言っていたが、泊り客の人数が気になったので、フロントで今日はどれくらいの人が泊っているのかと聞くと、今日は空き部屋が一部屋だけで、約300人程の人が泊っていると言う、

私の今日の宿泊料金はツイン朝食付き二人で6000円なので、今日の泊まり客300人×一人4000円として120万円になるのである。

普通のビジネスホテルで、建物の規模とスタッフの人数からすると信じられないような金額であった。

続く