「ブラジル代表で左足の最高のフリーキッカーは?」と聞かれれば、多くの人がロベルト・カルロスと答えるでしょう。確かにロベカルの弾丸シュートは世界中を驚かせましたが、その登場以前に、彼に匹敵、いやそれ以上のキックを放っていた選手が存在しました。
その名はエデル。
1982年スペインW杯でプレーしたエデルは、当時の重くて飛ばないボールに魔法のような回転をかけて蹴ることができた稀有な存在。
特にアウトサイドで放つ強烈なカーブは衝撃的で、世界中のファンに「こんなキックがあるのか」と思わせた選手でした。
さらに異色だったのは、彼がヘビースモーカーだったという事実。
現代のアスリート像からは考えにくいスタイルですが、それでも圧倒的なキックの才能で観る者を魅了しました。
記録以上に記憶に残る選手。
それが、伝説の左足を持つ男――エデルです。