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いつも頭にサッカーボール 少年サッカースクール

茨城県笠間市、筑西市、桜川市でY.S.S.サッカースクールを活動中。元サッカーライターが独自の視点で様々な角度から考察するブログです。

サッカーは教えられるよりも気づく方が圧倒的に成長が早いスポーツです。

これは教育心理学者・ジェローム・ブルーナーの「発見学習理論」と深く関係しています。

 

ブルーナーはこう考えました。

「子どもは環境の中で自ら発見するとき、最も深く学ぶ」

 

つまり、与えられた答えを反射的に実行するよりも、

環境の刺激から自分で試し、失敗し、修正するプロセスが、

思考と技術を本当に自分のものにするのです。

 

 

 

 

 

指示より環境のデザインが選手を育てる

サッカー育成でよくあるのが、

「ここに動きなさい」「こうやって突破しなさい」といった正解の指示を先に与える指導。

もちろん必要な場面はありますが、

ブルーナーの観点では、これは学習の幅を狭めてしまうことがあります。

 

子どもたちが 主体的に判断し、自分で試行錯誤する時間 が極端に減るからです。

ではどうすればいいのか?

 

答えは、環境そのものに気づきを引き出す仕掛けを入れること。

・1対1の角度を変える

・コート幅を狭くして判断スピードを上げる

・縦パスが通りやすい配置にして「刺すパスの判断」を引き出す

・敵と味方の距離を調整して「視野の確保」を促す

 

このように 環境が問いを投げかける状態をつくると、子どもは自然と自分の頭で考え始めます。

 

■ 「自由な状況設定」が思考と行動を爆発的に伸ばす

 

ブルーナーの発見学習では、自由度の高い状況 が学習を最大化するとされています。

サッカーでは、たとえばこんな状況です。

・「どう突破してもOK」

・「ゴール前での最適解は自分で決める」

・「サポートの距離は自由。ただし数的優位は常に作る」

・「ファーストタッチの置き所は自分で選ぶ」

 

ここでは「正しい型」の前に、なぜそれを選んだか?という思考プロセス が重視されます。

すると何が起きるか?

 

・判断のスピードが上がる

・創造性が育つ

・選択肢が増える

・問題解決力がつく

・自分の武器を発見し始める

 

まさに自走できる選手へと変わっていくのです。