パート2!
今度はスイングアーム周りのオーバーホールです!!\(◎o◎)/!
点検中、バイクを押し引きしたり、跨ったりすると、リア周りから「キコキコ」と音がする…(?_?)
なおかつリア全体の動きが悪い…縮んだサスが戻ってこない…(T_T)
どうやらスイングアームのピポッド軸やリンク周りのグリス切れと思われます。((+_+))
では分解していきます!
サクサク外していきます~(#^.^#)
そしてさらに各部の軸受けをチェックすると…
画像で分かるでしょうか??
セローの各リンクはほとんどベアリングが入っておらず、ブッシュとカラーで構成されています。
年数が経ってきたり、走行距離が延びてくると、グリスが劣化&流れ出て行ってしまい潤滑できず、金属同士が接触して、画像の様な部分的にテカってる状態になってしまいます。
エンジンで言う焼き付きみたいな状態です。((+_+))
キコキコ音や動きが悪いのはこれが原因だったんです~
ダメージが少ない部分はペーパーで磨いて綺麗に、酷い摩耗状態の部品は交換して、指定のモリブデングリスをタップリ塗り込んでいきます~
こちらは各部のオイルシールです。
この部品のお陰で外部からの水等の侵入を防止し、内部のグリスが出て行かない様にしてくれます。
もちろん全てのシール類を新品にして、リップ部分にもグリスを塗って組立てます!\(◎o◎)/!
無事にキコキコ音も無くなりリア廻りの動きも格段に良くなりました!!(*^_^*)!!
セロー250、トリッカー、XT250X達は同様のブッシュ&カラーを使ったリンク構造で、
旧セロ-225の様なグリス注入ニップルも付いてません…
なので、この整備を定期的にされる事をオススメします~!