こんにちは。川村義之です。
合気 啓真道の稽古の様子をご紹介します。
今回のテーマは、武道における正中線と、合気のための歩法の基礎です。
姿勢と歩き方の2つによって、合気体得を速やかにし、その後の上達の下地を創ります。
Oさんは、護身的要素が強いところに注目され、啓真道に入門されました。
はじめに、正中線とはどんなものか、図解を見ていただきながら、詳細を解説しました。
特に中心力を会得するには、正中線の出し方を知っておくことは、必須条件と言えます。
「凄く強い立ち方ですね!これは全然違う!」
ここからは、合気のための歩法の基礎を、お伝えしました。
まずは、片足立ちになり、宮本武蔵が説いた運足の極意、きびすを強く踏むべしを稽古しました。
次に、きびすを強く踏むべしを、前屈立ちからの前進に使ってみました。
さらに、通常の歩行スタンスからの前進も、試してみました。
きびすを強く踏むべしから、通常の歩行スタンスからの前進までの全てで、両手取りの相手を後退させることができます。
「両手は押され負けしていても、相手を後退させることができますね!」
続いて、両手取りの相手とすれ違う運足も、稽古しました。
「ポイントは、慣性ですね!こうやって教わると、よくわかりますね!」
「原理を知らない人には、凄い怪力だねなんて言われそうですけど、そうじゃないんですね!」
歩く姿が武であると言われるように、歩法は合気体得にとって、非常に重要な課題です。
一番最初の稽古から、姿勢と歩法に取り組むことで、合気を体得しやすくすることができます。
普段から、拇指球に体重をかけず、猫背にならないように気をつけるといいですね。
立つ、歩くという身体操作の一番の基本から変えていくことが、合気を早く身につける秘訣なんですね。
合気 啓真道
東京都世田谷区代田5丁目35-30-101
(下北沢駅より徒歩2分)
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啓真道は、本当に合気ができるようになりたい人のための道場です。
中心力・呼吸力・結びといった合気の原理を学び、力に頼らず相手を崩し、無力化する術の習得を目指します。